|
2009年 09月 19日
このウサギ凧は、維新派の美術なども手がけられてきた小谷フー氏からのプレゼント。わざわざこの日のために製作して下さいました。個展期間中は展示しています。病み上がりでふらつく中、脚立に登って凧を設置して下さいました。「ゆうと君」が大きくなったら、一緒に凧上げして遊べるようにと、凧の足まで持って来て下さいました。感謝感謝。 これは「ゆうと君」からのプレゼント。ババ馬鹿ごめんあそべ。 この秋の草花を活けて下さったのは、元・灯屋のののさん。舞台衣装や演出や役者さんをされてきた方なので、仕事が早い。田舎の方まで車を走らせ花屋さんから秋の草花を仕入れて、プレゼントして下さいました。大きな壷は自宅からの持ち込み。お月見会が始まる前に、手早く見事に活けて下さいました。感謝感謝。 この素晴らしい凧と秋の七草を背景に尺八を演奏して下さったのは、『虚無思想研究』の久保田一氏。久保田さんは、実際に虚無僧の免状も持っていらしたようで、なかなかの風情で、お月見ごっこ会にぴったりの演奏をプレゼントしてくださいました。曲ごとに尺八を替えるため、三本の尺八を持って来て下さいました。尺八の入ったケースを持ってみますと、けっこう重かったです。幾つも電車を乗り継いで、ご苦労様でした。感謝感謝。 乾杯の音頭は、小谷フーさん。スピーチには、うらたじゅん公式サイト開設の折りに、開設祝いのコメントを寄せて下さった石井章、足立大輔の両氏。そして『ぶらり奈良町』や『くぬぎ丘雑記』などでお世話になった宇多滋樹氏。 関西でのマンガ家仲間や、『黄色い潜水艦』『虚無思想研究』のみなさん、小・中学校や高校時代の同窓生のみなさん、フリークス仲間の旧友たち。遠方からも3名ほど友人が来て下さいました。多方面の友人知人に来ていただき、感謝感謝の集いとなりました。どうもありがとうございました。 じつは私の能天気と思い違いで、企画展だと思っていたら、途中でそうじゃないことに気付き、自分の目出度さを呪い、一時はかなり落ち込んでいましたが・・・。(ちなみに東京・京都は企画展でした。企画展以外の個展をしたことがなかったので、要領が解らず途方に暮れ、心身消耗して、いっそ中止にしようかと思い悩んだりもしましたが)。企画展じゃないのなら、それなら自分の好きに遊ばなきゃ損だと思い、気持ちを取り直し進めてゆきました。 「じゅんちゃんの挿絵を全部見るのが夢だった」なんて大げさなことを言って、心からとても楽しみにしてくれていた友人たちや、準備に向け加勢してくれた身近な人たち。お月見会を楽しみにしていてくれた友人たちなど。そういう心温まるささやかなものたちに気持ちを支えられ、励まされました。本当に、みなさま、お忙しい中、どうもありがとうございました。 個展は22日まで。最終日は6時までです。体力的に、こんなに書き込みの多い挿絵を描くのも、これが最初で最後じゃないかと思いますので(・・・なんてことはありませんが)、どうぞ、お近くの方々は、ご覧になって下さい。
by jun-milky
| 2009-09-19 23:59
| うらたじゅん活動記録
|
ファン申請 |
||