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2010年 02月 13日
『ドノゴトンカ』創刊前夜号/特集・辻潤 遺墨 編集:扉野良人 発行:りいぶる・とふん 辻潤の遺墨書画がカラーで収録されてます。 とっても贅沢で貴重。 私が川崎彰彦さんと初めて会ったのは、『虚無思想研究』が主催する辻潤没後40周年のパーティー会場でした。寺島珠雄、高木護、瀬戸内寂聴などの講演会の後、親睦パーティーがあって、その会場で面識を得たのでした。 そういえば、辻潤と小島キヨのことを描いた拙作「うわばみのおキヨ」という作品。つげ義春さんに誉めていただきました。『嵐電』の出版記念会のときに、「うわばみのおキヨは傑作です」とサインしてくださいました。 辻潤にも感謝しなきゃね。 「うわばみのおキヨ」に出てくる「北天堂」というのは、「南天堂」のもじりです。京都に実在する店ではありません。「北天堂」ってどこにあったの?と聞かれたことがありますが、あれは架空の店です。 ちなみに、寺島珠雄『南天堂』は、ものすごく面白かったです。
by jun-milky
| 2010-02-13 00:00
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