|
2016年 03月 01日
1954年3月1日、アメリカの水爆実験によるビキニ事件。その年の11月3日にゴジラ映画の第一弾が封切られ、その3日後に私が生まれました。 去年、自分への誕生日プレゼントに原水爆漫画コレクションを買いました。 毎年、誕生日の月にはひとつだけ贅沢してもいいことにしているのですが、去年は服を買うのをやめて、代わりにこの全四巻を買いました。1950年代から70年頃にかけて描かれた作品です。 以前から読んでみたかった白土三平の「消え行く少女」も読むことができました。池田理代子が、こんな作品を描いてたなんて・・・という発見があったり。「花村えい子」の名前を見て懐かしく思い出したり・・・。ここに収録されている「なみだの折り鶴」は読んだ記憶はありませんし、花村えい子のファンだったわけではありませんが、「わが愛を星に祈りて」(胸に初恋を秘めたまま脊椎カリエスで亡くなった少女の実話物語)を夢中で読んだ思い出があります。 小学生の頃に読んだマンガには、白血病をはじめ「不治の病い」がよく扱われていました。不治の病いで倒れるのは必ず美しい少女と決まっていました。 今から思えば不謹慎なことですが、「白血病ごっこ」をして遊んだ記憶があります。じゃんけんで勝った子が、悲劇のヒロイン役でした。色が黒いくせに美少女になりきって、貧血を起こしてヨロヨロと倒れて行く名演技をいくど演ったことか。 今ではトシのせいで、ほっといてもヨロヨロと倒れそうになります。その度に、子どもの頃にあんな遊びをしたことを反省しています。 福島の原発事故から今年で5年目です。まだ幼い子ども達が癌患者として、この格差社会の中で生きて行かなくてはならないのは、心身ともに大変な苦労を負うと思います。日本の医療制度がこの先どうなっていくのかとても気がかりです。
by jun-milky
| 2016-03-01 11:56
| 日記
|
ファン申請 |
||