|
2007年 11月 27日
「ならまち文庫・古書喫茶ちちろ」へ行った時、宇多出版企画から去年発行された『沖縄から靖国を問う』(金城実・著)と、十年以上前に発行された『旧生駒トンネルと朝鮮人労働者』(田中寛治・川瀬俊治・大久保佳代共著)を買って帰った。
今年の夏頃にテレビで「パッチギ」(井筒監督)を観てたら、映画の中で生駒トンネルのことが出てきて、そういえば宇多さんとこに生駒トンネルの事を書いた本があった、今度行ったら買って帰ろうと思っていたのだった。まだ読み始めたばかりだが、生駒トンネル周辺の地元の高齢者たちから地道に聞き取り調査したものだ。 北河内に住む私は、毎日、生駒山から昇る朝陽で1日がはじまるのに、大切なことは何も知らずに生きてきた。そんなことは多い。 一時期はあれだけよく、ならまち文庫に出入りしてたのに、今頃になって生駒トンネルの本を買って帰るなんて、遅すぎ。向学心に欠けてる。そんな私にはまだまだ知らないことが多すぎる。 いつか描きたいと思ってる幾つかの作品は、ずっとずっとずっと先になるだろう。せめて描きたいと思う気持ちだけでも持続していよう。描きたい、知りたい、という気持ちがあれば、本を読み世界は広がる。なので、たとえ描けなくとも、常に「いつか描こう」という気持ちだけは手放さないでいる。
by jun-milky
| 2007-11-27 00:00
| 音楽、映画、演劇、他
|
ファン申請 |
||