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2010年 10月 13日
『赦し —その遥かなる道』(2008年・韓国映画・100分)
監督 チョウ・ウクフィ 脚本 チェ・ギョン 制作 韓国SBS ナレーション 竹下景子 【内容】 連続殺人犯によって愛する妻と母と一人息子を殺され、 絶望に苦しみつつ、犯人を赦す道を選択した父親。 その一方で、同じ殺人犯のために3人の兄弟を次々に失い、 一人残された弟は、消えやることのない憎悪を糧に、 一日一日を生き延びる…。残虐な殺人事件の犠牲者にとって、 「赦す」ことは本当に可能なのか? 現代社会を生きる者すべてに 究極の問いを突きつける、感動のドキュメンタリー問題作。 日 時●10月16日(土) 開場18:20 終了21:00 18:30〜 映画上映 20:30〜 感想・意見交流 場 所●ひと・まち交流館 3階4・5会議室 京都市下京区河原町五条下ル (京都市バス「河原町正面」バス停前) 参加費●500円 主 催●京都にんじんの会 ピースムービーメント実行委員会 アムネスティ京都グループ 問い合わせ●TEL.090−2199−5208(大須賀) 【推薦のことば】 ■自分だったらどうするだろう。胸苦しくなるほどに問い詰められる。 主人公の憎悪から赦しに向かう苦悩の道が、 他人事とは思えないほどに迫ってくる。 本当にひとはひとを許すことができるのか。家族愛について考えさせられた。 ———————— ●鎌田慧(ルポルタージュ作家) ■この作品に登場するどのお一人と出会ったとしても、 自分にはかけることばが見つからないのではないか。 「死刑制度」から遠くに身を置こうとしている、 直視を避けようとしている自分に気づかされ、考えさせられる。 ———————— ●石坂啓(漫画家・作家) ■人間の命は、人間の力や知恵を超えた、 何か大きなものによってつくられたのだと思う。 そのことに気づいたときに人間はほんとうに強くなる。 この映画から人間の名誉と尊厳の原点を教えられた。 ———————— ●佐藤優(作家・元外務省主任分析官) ■この映画の事情や背景をそのまま日本に当てはめることは難しい。 でも(だからこそ)観ながら悶えたくなる。骨が軋む。 そして最後に思う。赦しの意味を。救いの意味を。 —————————●森達也(映画監督・ドキュメンタリー作家) ■死刑制度について考えることは、特別なことではない。 それは、わたしたち自身の心と人生に向き合い、 日常の中の感情について考えること、 つまり人間について考えることにほかならないのだ。 ———————— ●香山リカ(精神科医) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
by jun-milky
| 2010-10-13 21:35
| 音楽、映画、演劇、他
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