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2007年 11月 05日
キネマ旬報社から書籍小包が。中を開くと、川本三郎氏の著書『映画を見ればわかること 2』。わーい。『キネマ旬報』に連載されていたものが単行本化されたものだ。その317ページ(“中国映画「胡同のひまわり」の猫のことなど” の章のなか)に、私が『貸本マンガRETURNS』に描いたパラパラマンガのことが書かれてます。“作者は名作『眞夏の夜の二十面相』(北冬書房、03年)で知られる漫画家うらたじゅんさん”と。『嵐電』の発行前、去年の『キネ旬』7月下旬号に掲載されたものだ。
去年の春に『貸本マンガRETURNS』(ポプラ社)が発行された時、たくさんの新聞や雑誌に書評が書かれ紹介された。そのなかで川本三郎さんと図書新聞がパラパラマンガの事まで書いてくれた。ページの片隅のパラパラマンガのことまで書いてもらえるなんて思っていなかったけど、試行錯誤してものすごく手間ヒマかけて描いたので、それを気に留めてもらえたことが嬉しかった。 川本三郎さんは、『週刊ポスト』に『貸本マンガRETURNS』の書評を書かれていて、その後で『キネ旬』に私のパラパラマンガのことを書いて下さった。思いがけず、とても嬉しかった。「胡同のひまわり」の中にパラパラマンガが出てくるので、それで最後に私のパラパラマンガのことを数行。映画のなかのパラパラマンガは、猫のパラパラマンガで、「猫好きには感動的な場面」と書いてあり、猫好きとしては気になり映画も観に行った。猫好きには感動的な場面がいくつも出てくる映画だった。 この夏にはビリケンギャラリーの個展に来て下さって、初めてお会いして感激だった。今夜は読書して寝よう。
by jun-milky
| 2007-11-05 23:26
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